二本の銀杏(上)
文春文庫
海音寺潮五郎
1998年2月28日
文藝春秋
555円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
幕末初期、薩摩藩では島津重豪に取り立てられ茶坊主から家老になった調所笑左衛門が、窮迫した藩財政を立て直そうと強力に改革を推しすすめていた。北薩摩の郷士である上山源昌房は、偶然にも調所の知遇を得る。働き盛りの才人でもある源昌房は貧しい農民らのために干拓、開墾を立案し次々に成果を上げていく。
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