若い真珠

文春文庫

平岩 弓枝

2001年7月10日

文藝春秋

565円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

裕福な家庭で育つ奈知子と母の死により上京して働く久美。久美は好意を寄せる次郎と奈知子の仲をねたみ、ひき裂こうとするが…… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  著者が、一九六四年から六六年にかけて雑誌「女学生の友」に連載し、評判をよんだ“幻の少女小説”の復活です。  暖かい家庭で何不自由なく育ってきた奈知子と、早くに両親を失い、京都から上京して働くことになった久美。二人は、奈知子の義姉の弟・次郎を介して、偶然、出会います。久美は、奈知子と次郎が急速に親しくなっていくことを快く思わず、次郎を独占するために、二人の仲を引き裂こうとしますが、それが思わぬ事件に……。  本書の青春群像には、懐かしさばかりでなく、新鮮さすら感じます。忘れかけていたあの頃を思い出す一冊として。(文藝春秋)

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