ある補佐役の生涯 豊臣秀長 下

文春文庫

堺屋 太一

1993年4月9日

文藝春秋

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

足軽から身を起こした秀吉は父祖伝来の領地もなければ親族も少く、将から兵にいたるまでその人材に乏しくていつも寄合所帯だった。秀長は人柄もよく、様々な実務に抜群の才があつたばかりではなく、いくさでも負けを知らなかった。兄の大胆さを補うに弟の手堅さ、秀吉の成功はこの人なくしてはありえなかった。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(4

starstar
star
2.98

読みたい

0

未読

5

読書中

0

既読

19

未指定

40

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (1)

mxa

(無題)

starstar 2.0 2020年08月13日

書かれた時代から30年以上たち一概には言えませんが、秀長がタイトルになっているにしては主人公の存在が薄く、出来事が淡々と書かれているだけのような気がします。賤ヶ岳で話は終わるのですが、本当の秀長の話はここから始まるのではないでしょうか?家康等の戦国大名衆、利休らの商人衆らと天下運営を調整していくところとその葛藤が読みたかったです。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください