歴史をさわがせた女たち 庶民篇

文春文庫

永井 路子

2010年5月7日

文藝春秋

607円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

歴史の裏側をこっそりのぞいてみると、庶民の女たちがいきいきと暮らしていた!大勢の子分を引き従えた女盗賊、丸々と太った女金貸し、男三人を手玉にとるプレーガール、九州から日光まで旅したマダム…。歴史から掘り起こされた「名もない女たち」のみごとな生きっぷりをユーモラスに描く、これまでの固定観念を覆す名著。

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mxa

(無題)

starstarstar 3.0 2020年08月14日

40年前の本です。昔の女は強くて(財産権があって)自由(奔放)だったのが、江戸時代になって貞淑、財産権が否定され、明治以降も富国強兵のため抑圧されていたが、いつの時代も女はたくましく生きてきたというお話でした。最後の古今評論で男性が述べている女性論は永久に不変のような気がします。

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