大名廃絶録

文春文庫

南條 範夫

2007年7月10日

文藝春秋

701円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

武家にとって御家断絶以上の悲劇はあるだろうか。慶長5年の関ヶ原役以後、徳川幕府によって除封削封された大名家の数は240。理由は世嗣断絶、幕法違反、乱心などさまざまだが、幕府は狙ったら必ず何かを見つけ出した。本書は廃絶の憂目にあった大名家の中から福島正則、本多正純など12の悲史を描く名著。

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