海峡の使者
文春文庫
白石一郎
1992年12月31日
文藝春秋
492円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
派手好みの対馬藩の殿様は真夏の演能の催しに合わせて「氷進上」の行事をおこなうため、わざわざ朝鮮から氷塊を取り寄せる。その役目の御船方にとっては、氷の解けぬ間に海峡を渡らなければならず、命がけの航海となる。直木賞受賞第1作の表題作をはじめ、著者得意の海を舞台にした力作時代小説。
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