ブリューゲルへの旅
文春文庫
中野 孝次
2004年5月11日
文藝春秋
649円(税込)
ホビー・スポーツ・美術 / 文庫
1966年、ウィーン。41歳の著者は憂鬱をもてあましていた。そして「雪中の狩人」に出会う。絵が「ここがお前の帰っていくべき場所だ」と語りかけてくる。16世紀フランドル地方の謎の民衆画家、ブリューゲルの不思議な作品群をたどりつつ、若き日の懊悩、模索、西洋文明への憧憬と決別を語り尽くした名著。中野流人生哲学の源。
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