
陰陽師 飛天ノ巻
文春文庫
夢枕 獏
1998年11月10日
文藝春秋
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「童子のあやかしが出没し、悪さを働いているようだな、博雅」「よし。では、ゆくか晴明よ」。われらが都を魔物から守れ。百鬼が群れる平安京の闇の果て、幻術、風水術、占星術を駆使し、難敵に立ち向う希代の陰陽師・安倍晴明、笛の名手・源博雅。名コンビの活躍、すがすがしくて、いと、おかし。
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2年ぶりくらいの
陰陽師2作目。 1編あたりが短めなので、読みやすい。 それと、全てが解決しているわけでもないながらもひとくぎりついているあたりは独特の感覚ですね。 「露と答へて」で博雅が最後に拗ねているのはちょっと面白い。
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