近代化の相剋 司馬遼太郎対話選集4
文春文庫
司馬 遼太郎
2006年6月9日
文藝春秋
616円(税込)
小説・エッセイ
1991年はイラクのクウェート侵攻に端を発した湾岸戦争が始まり、またソ連崩壊により東西冷戦時代が終わりを告げた年だった。しかし目先の情況に対応するだけで何ら危機意識を感じず、漂流を続ける「戦後日本」。巨大な常識人たる司馬はこの時期、孤独であったー。日本は近代化を推進させるなかで何を学び何を失ったのか。
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