対岸の彼女

文春文庫

角田 光代

2007年10月10日

文藝春秋

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが…。結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。

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角田光代「対岸の彼女」

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2019年12月14日

みんなのレビュー (5)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年08月15日

直木賞受賞作。 なんとなくだけど、この本が刺さるのは今じゃないって感じがした。想像はできるんだけど、小夜子の閉塞感がもっと切実に感じられるようになるのはたぶん30代だろう。そのときもう一回読みたい。 葵が高校時代、ナナコと仲良くなり最終的に心中未遂するまでの話は、わかるようなわからないような、という感じだった。この、学校(高校)から逃げたくて、友達にすがりたくて、っていう気持ち、よく小説で描かれてるけど私自身にはオーバーラップしないのよな、、だから、面白いなーとは思うけど、痛いほど共感する、というところまではいけない。 葵が結局過去を引きずって人との距離をうまく図れない人間になっているのは確かだし、その葵と(一旦は離れようとしたけれど)歩み寄ろうとする小夜子の思考がよくわからなかった。小夜子も、友達に電話かけすぎて嫌われてたり、まあどちらも歪んでるよな、、と思ってしまう。結局私は葵も小夜子も好きになれなくて、2人とも自分とは違うタイプで、だからのめり込めないのだろう。 ただ、角田さんの文章は好き。ほかのも読みたいな。

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Readeeユーザー

starstarstarstar 4.0 2021年05月20日

現在の小夜子目線のストーリーと過去の葵目線のストーリーとが交差して描かれており、読む進めていくほど背景が見えてきて続きが気になった。 小夜子が面倒な人間関係を煩わしいと思っていたくせに、パート先の女社長•葵のペースに巻き込まれどんどん心を開いていって、「楢橋さん(葵)とならどこへでも行けそう」とまで思ったこと。温泉旅行のドタキャンで微妙な表情をされた上にすぐに代わりのアテを探し出したことに嫌悪し、色んな立場が違いすぎて理解し合えないとまで思ったこと。 あんなに愛想尽きていた人間関係なのに、こんなにどっぷりと浸かって、人はいくつになっても誰かと深く理解しあうことを求めるものなんだと、定期的に会い続けないと人間関係は壊れてしまうと思っていたけれど、その人との出会い、その人の考え方、生き方、言葉が相手の中で生き続けることもあるんだと、そんなことを考えた。 ナナコにも今、昔の葵のような人と出会えているといいなと思った。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2020年10月11日

真弓ちゃんとの関係を思い出した。誰にでも、どんな過去があるかわからないものだ。 人付き合いはやっぱり難しい、こわいというのも感じた。

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あおたん

女の共感

starstarstar
star
3.8 2020年02月20日

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2017年06月16日

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