ダブル・ファンタジー 下

文春文庫

村山 由佳

2011年9月2日

文藝春秋

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

志澤とのかつてないセックスを経験した奈津は、テレビの取材で訪れた香港で、大学時代の先輩・岩井と久しぶりに出会う。夫とも、志澤とも異なる、友情にも似た岩井との性的関係は、彼女をさらなる境地へと導く。抑圧を解放した女性が、官能の果てで見たものは?作家・村山由佳が新境地を切り開いた金字塔的小説。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(30

starstarstar
star
3.56

読みたい

14

未読

25

読書中

1

既読

196

未指定

168

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (3)

とめ

あまりに話がつまらない。

-- 2023年08月08日

性欲強い女が、演出をする中年師匠と不倫する話。途中気持ち悪くなり読むのをやめる、

全部を表示

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar
star
3.2 2019年12月01日

下巻は初読。 心の飢えとからだの飢えは背中合わせ。寂しさゆえに抱かれても、欲情ゆえに抱かれても、満たされることはない。より空虚になるだけ。 からだが満たされると、心も欲しい。 心が満たされるため、からだも欲しい。表も裏も全部欲しい。 欲張りはいけないことか。 奈津は、常に生乾きの傷を抱えたまま、無防備に真っ向から男を渡り歩く。 傷が癒えることはない。 ただならぬ、孤独のなかで物語は終わる。

全部を表示

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2019年04月05日

恋愛体質なんじゃなくて、セックス依存症なんだろうな、と何となく。 35か。気づいたら過ぎてしまってたな。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください