ニューヨークの魔法のさんぽ

文春文庫

岡田 光世

2011年12月6日

文藝春秋

902円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

あなたに届け、この街の温もり。失う悲しみを知っているから、歩き出す勇気をくれる。ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第4弾! テロで失った父親に語りかける少女。大震災を悼んで著者の手を握りしめて離さない人。唐突に名所案内を始めるバスの乗客、見上げた空に愛のメッセージーー。まるで、著者と一緒にこの街の人たちと会話を楽しみながら、ニューヨークを散歩しているかのよう。著者が撮影したカラー写真も満載。文庫書き下ろし。 【NYの魔法シリーズ】 人とのささやかな触れ合いを、ニューヨークを舞台に描くーー。NYの小粋な言葉があふれる魔法の本たち。どの話にも、簡単なのに心に響く英語のフレーズが入っている。どの本から読んでも、胸を打つ! 「売れてる本」(朝日新聞)、「ポケットに1冊」(読売新聞)など人気書評コラムで取り上げられた話題のシリーズ。 第1弾『ニューヨークのとけない魔法』 第2弾『ニューヨークの魔法は続く』 第3弾『ニューヨークの魔法のことば』 第4弾『ニューヨークの魔法のさんぽ』 第5弾『ニューヨークの魔法のじかん』 第6弾『ニューヨークの魔法をさがして』 【シリーズ読者の声】 「大丈夫。もっと楽な気持ちで人と接してごらん。そう背中を押してくれる」 「心をわしづかみにされた。自分もこんなふうに生きてみたい」 「いつもこの本に戻ってきたくなる。心が落ち着く、まさに魔法の本!」 「笑いと涙。切なく温かい。英語も学べ、小学生の孫も夢中になって読んでいた」 【書評「ぜひ おすすめの本」クロワッサン】 ニューヨークでの生活の一断片が、そのまま人の心を捉える鮮やかな物語になる。岡田さんの手にかかると、ささやかなエピソードから生きる喜びや哀しみがあぶり出される。他人との一瞬のすれ違いが、血が通う一編に昇華する。 本書の温かさはニューヨークという特別な場でなく、岡田さん自身の飽くなき好奇心と多大な人類愛による。大学教授の夫が、本書でも重要な役回りを演じている。かくありたいと思わせる理想的な夫婦像だ。

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