月と蟹

文春文庫

道尾 秀介

2013年7月10日

文藝春秋

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

海辺の町、小学生の慎一と春也はヤドカリを神様に見立てた願い事遊びを考え出す。無邪気な儀式ごっこはいつしか切実な祈りに変わり、母のない少女・鳴海を加えた三人の関係も揺らいでゆく。「大人になるのって、ほんと難しいよね」-誰もが通る“子供時代の終わり”が鮮やかに胸に蘇る長篇。直木賞受賞作。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(34

starstarstar
star
3.52

読みたい

238

未読

45

読書中

5

既読

257

未指定

239

書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

長江貴士

書店員

道尾秀介「月と蟹」

--
1
2019年12月25日

みんなのレビュー (1)

Readeeユーザー

なかなかよい

starstarstar 3.0 2023年03月20日

少年少女の話だが、思考や会話は大人の物語。あっけなく死ぬ爺さんが時々よいことを言う。お前、あんまし腹の中で妙なもん育てんなよ。誰もが通る子供時代の終わりとカバーにある。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください