世界を変えた10冊の本

文春文庫

池上 彰

2014年2月7日

文藝春秋

605円(税込)

文庫

本当に「知力」が身につく名著の読み方 『聖書』『資本論』から『アンネの日記』まで。池上さんが世界史を見渡し、10冊を厳選。その内容と歴史的位置づけを徹底解説。

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文字の力を伝える1冊

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4.3 2021年02月12日

池上氏による書評本かと思って読んだら、書籍の社会史だった。結果的に大満足。CREAの連載だったらしいが、主に宗教と経済の歴史を出版物を通して見ていく形になっている。強いて言えば、その分野の研究者とは解釈が違う部分があるが(私自身の専門分野の書籍でそういった箇所があったので、恐らく他分野にもあるだろう)、むしろ池上氏の解釈の方が一般的であるからこその問題も明確になった。これを読んで納得してしまわず、原典に当たってみたい。時代の変遷を読者視点で客観視した良書だと思う。

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