プリティが多すぎる

文春文庫

大崎 梢

2014年10月10日

文藝春秋

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年08月15日

文芸志望なのにファッション誌に配属された新見佳孝こと南吉くん。彼の、微妙にやる気がないのに「仕事は仕事」と割り切る姿勢に好感をもった。熱意のなさがいろいろと問題を引き起こしてはいくんだけど、基本的にはできる奴で、気遣いの鬼。 お仕事小説にありがちな、悪人と善人がはっきり分かれているストーリーがあまり好きではないので、佳孝の「憎めない奴だな〜」って感じが良かった。応援したくなる。 てか、問題が起きたあとのフォローがうまいんだよな。謝るだけじゃなくてなにか行動しようとするところ、そのとき人脈を活かすところ、すごい。さすが編集者。 このファッション誌はローティーン誌(ニコラみたいな?)なんだけど、そんな中学生モデルって大人か??とは思った。が、解説読んだらなんか取材してるっぽいのでそんなもんなのかも。中学生すごいな。

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