禁断の魔術
文春文庫
東野 圭吾
2015年6月10日
文藝春秋
792円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。シリーズ最高傑作!
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安定のガリレオシリーズ今回のテーマは「愛弟子」
starstarstar 3.7 2021年11月23日
star
ガリレオシリーズも第八作目になりました。
作数を経る毎に人間味を増す湯川先生ですが、今回もその真っ直ぐ過ぎるぐらい実直で一生懸命な人に対して正面から向き合う姿が読んでいる私の心を震わせてくれました。
クライマックスの展開は疾走感があり、鳥肌物の展開にハラハラさせられますが、この物語自体が全てそこに収束されるような作りだと感じていたので、個人的にはオチが少し物足りない感覚がありました。
また、個人的には最後もっと救いがあって欲しかったです。
色々書いていますが「東野圭吾作品」であり「ガリレオシリーズ」だからこそ読者としても上がりに上がりきったハードルを越えられるかどうかを求め過ぎてしまいますね。
小説としては本当に面白く、ページをめくる手が止まらなくて二日で一気に読んでしまいました。
流石の東野圭吾、流石のガリレオシリーズで面目躍如といったところでしょうか。
素敵な時間をありがとうございました。
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ガリレオは面白さのハードルが高い
あっという間に読んでしまった!十分に楽しめました。 でも他のガリレオ作品もとてもおもしろいので、その中では少し地味かも…。 なんだろう、満足感はあるけど、物足りなさもある。ガリレオシリーズは、すごいハードル高い。 事件後の古芝くんはどうなったのか。幸せになってほしい。できれば由里奈ちゃんとも仲良くいてほしい。 ドラマではその後のシーンが少しだけあって、嬉しかった。
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