とにかく散歩いたしましょう

文春文庫

小川 洋子

2015年7月10日

文藝春秋

748円(税込)

小説・エッセイ

本と散歩ですべてのりきれる。珠玉の随筆集 ハダカデバネズミとの心躍る対面。同郷のスケーターの演技を見る感動。永眠した愛犬ラブと暮らした日々。創作の源泉を伝える46篇。

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Readeeユーザー

超平凡で平和な作家の日常のあまり深くない心情からなるエッセイ

starstarstar 3.0 2024年06月11日

作者が気になったことを彼女の視点で2ページ弱くらいいろいろと書いていて、スキマ時間にチラチラ読める軽いエッセイ。この作者のアンネの記録を辿る旅のエッセイも読んだが、ちょっとドジなおばさんだな、という印象がこの本を読んで強く感じた。 読んで非常に心地良いかといったら、それより刺激は全くないし、交友範囲はさすがに広いし、スゴい人たちと知り合いだな、とは思うものの、彼女自身の日々は極々平凡過ぎて、それを書いているからそこまでパッとしない印象となってしまった。 平凡であっても、もっと内情を赤裸々に記載してくれている箇所があったら良かったのに、と思った。

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