むかし・あけぼの 下 小説枕草子
文春文庫
田辺 聖子
2016年4月8日
文藝春秋
1,056円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
関白・道隆が亡くなり、権力は道長へ移り、強力な後ろ楯を失った中宮定子。兄・伊周と弟・隆家に左遷流刑宣告が下り、後宮には次々と新しい女御が入内、一族は衰退の一途をたどる。定子に仕える海松子は、定子の美しさと人生の光耀、世のときめきだけを書きとどめ、「春はあけぼの草子」をついに完成させる。
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