黄金の烏

文春文庫

阿部 智里

2016年6月10日

文藝春秋

814円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

八咫烏の世界で繰り広げられる壮大なファンタジー 八咫烏の世界に、危険な薬の被害が続出。その行方を追って旅に出た若宮と雪哉の前に出現したのは人を喰らい尽くす大猿だった……! 第一章 垂(たる)氷(ひ)郷(ごう) 第二章 少女 第三章 藤の矢 第四章 深層 第五章 涸れ井戸 第六章 不知火(しらぬい)

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(49

starstarstarstar
star
4.33

読みたい

13

未読

38

読書中

1

既読

297

未指定

246

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (5)

Readeeユーザー

(無題)

2025年08月25日

人間の代わりに「八咫烏」の一族が住まう世界「山内」で、仙人蓋と呼ばれる危険な薬の被害が報告された。その行方を追って旅に出た日嗣の御子たる若宮と、彼に仕える雪哉は、最北の地で村人たちを襲い、喰らい尽くした大猿を発見する。生存者は、小梅と名乗る少女ただ一人ー。八咫烏シリーズの第三弾。

全部を表示

みずたま

(無題)

starstarstar 3.0 2023年08月07日

一人ひとり立場や信念が見えてきてとても良い。奈月彦もただのオレ様なんかでは全然なかった。浜木綿は最初からカッコよかった。澄尾もうちょっとがんばれ!雪哉の成長っぷりがワクワクする。頑固でこじれてた雪哉が決意したらきっとどこまでも貫き通すのでしょうね。図書館でこの先も借りれてて幸せw。年末にハマってしまってるのはまずいことかも…。

全部を表示

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年08月15日

雪哉は結局若宮のもとに戻ってくるんかい‥まあそうだよね‥‥みたいな「2巻に対するがっかり感」は多少あったものの読後感がすごく良かった。 山内の外に「猿」や「人間」がいることが明らかとなる展開で急激に物語世界が深まった。おもしろい。 1、2巻読んで詰めが甘いな!って思っていたけどだんだん面白くなってきたな。続きが読みたい。

全部を表示

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar
star
4.4 2019年01月11日

八咫烏シリーズ第三弾。題名となる「真の金烏」とは何かが明らかになるエピソード。前の二作を受けて、どんな話になるのかと思ったら、いきなり「山内」「金烏」の謎、果ては「八咫烏」とはどういう存在かというところに切り込んで来るすごい展開。作者はどれだけ壮大なプロットを持っているのか。それを惜しみなくストーリーにしてくる潔さ。一気読みしてしまいました。仙人蓋という危うい薬の謎、猿との本格的な戦いは次巻以降。成長した雪哉の活躍、小梅は出て来るのかな。次も楽しみです。

全部を表示

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar
star
4.4 2018年06月27日

八咫烏シリーズ第三弾。題名となる「真の金烏」とは何かが明らかになるエピソード。前の二作を受けて、どんな話になるのかと思ったら、いきなり「山内」「金烏」の謎、果ては「八咫烏」とはどういう存在かというところに切り込んで来るすごい展開。作者はどれだけ壮大なプロットを持っているのか。それを惜しみなくストーリーにしてくる潔さ。一気読みしてしまいました。仙人蓋という危うい薬の謎、猿との本格的な戦いは次巻以降。成長した雪哉の活躍、小梅は出て来るのかな。次も楽しみです。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください