月山・鳥海山

文春文庫

森 敦

2017年7月6日

文藝春秋

924円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

古来、死者の行く「あの世の山」とされた月山。「わたし」は、「この世」と隔絶されたような、雪深い山間の破れ寺でひと冬を過ごす。そこには、現世とも幽界ともさだかならぬ村人たちの不思議な世界が広がっていた。年を経るごとに名作との呼び声が高まる芥川賞受賞の表題作ほか、「天沼」「光陰」など6篇を収録。

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