血脈 上

文春文庫

佐藤 愛子

2017年12月5日

文藝春秋

1,045円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

佐藤愛子といえば、やはり『血脈』! それは、妻子ある佐藤紅緑が、新進女優を狂おしく愛したことに始まった。 大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くしていく。 圧倒的迫力と感動の大河長篇。 圧巻の三部作を、読みやすくした新装版で刊行。 【旧版からの変更点】 (1)人名・地名・難しい字に、ふりがなを増やしました。 (2)登場人物の系図を栞にして、上・中・下巻に挟み込みました。 (上)のあらすじ 物語は大正4年、当代随一の人気作家・佐藤紅緑が妻子を捨て、新進女優の横田シナを激しく愛したことに始まる。父親・紅緑への屈折した思いを胸に、散り散りになっていく八郎、節、弥、久の4人の息子たち。シナのつれなさに苦悩する紅緑が半ば別れを覚悟した矢先、シナの妊娠が判明。大正12年、愛子の誕生で、シナは紅緑と離れられぬ宿命をようやく受け入れる。

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