松本清張の「遺言」 『昭和史発掘』『神々の乱心』を読み解く

文春文庫

原 武史

2018年2月9日

文藝春秋

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

推理小説の人気作家であると同時に、超一流の歴史研究家でもあった松本清張。 2・26事件など、近現代の出来事に新たな照明をあてた『昭和史発掘』は、 その代表作です。 そして、その成果からつながる未完の小説『神々の乱心』は、 清張が折に触れて「いつかあの話は小説にしておきたい」と繰り返し、 死の瞬間まで情熱に取り組んだ遺作です。 清張が生涯をかけて取り組んだ「昭和」と「天皇」。 2つの作品にこめられた清張の遺志を、作品の熱心な読者であり、 日本政治思想史の研究者でもある原武史さんが読み解きます。

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