あしたの君へ

文春文庫

柚月 裕子

2019年11月7日

文藝春秋

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

家庭裁判所調査官補として研修の間、九州の福森家裁に配属された望月大地。そこでは窃盗を犯した少女、ストーカー事案で逮捕された高校生や親権を争う夫婦とその息子など、心を開かない相談者たちを相手に、懊悩する日々を送ることに…。大地はそれぞれの真実に辿り着き、一人前の家裁調査官となれるのか!?

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みゃ~

自分の知らなかった世界を知れました

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4.2 2020年12月06日

この本を読むまで、家庭裁判所調査官という職業があることも知らなかった。 主人公はその手前の調査官補という立場で、色んな人との出会いを経験する。事件で明るみになった少年や少女の置かれている環境や、離婚や親権での裁判を通して、それまで見えていなかった状況をまのあたりにする。 自分の判断がその人の人生を大きく変えてしまう可能性があり、悩みながらも成長していく物語。 家庭の問題は周りからは見えにくいもので、裁判が興るからには何か理由があるんだなと思いました。 そして、モラハラや困っていても助けを求めず自分でお金を稼ごうとしていた少女など、この物語では色んな問題が上手く解決されていましたが、実際には助けを自分で求められない人は解決は難しそうだなと感じさせられました。 これは小説なのでフィクションなんでしょうけど、実際にもこういうことで困っている人がいるんだろうなと知れて良かったです。

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ようざん

リアリティがあり作品の中に引き込まれた

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3.6 2020年12月19日

家裁調査官がどんな仕事をしているのかというのは、何となく知っていたが、作者がその関係の仕事をしていますたんじゃないかと思ってしまうほど、主人公 望月大地の苦悩や葛藤また、成長がみずみずしく書かれており、読まされてしまった。 また、作者の人の心情に対して何故を突き詰めるというスタンスがそれぞれのケースにリアリティを持たせることに繋がっており、納得しながら読めた。 社会勉強させてもらいました。

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