
藤沢周平 遺された手帳
文春文庫
遠藤 展子
2020年9月2日
文藝春秋
770円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
遺された手帳には、私の知らない父がいたーー。 藤沢周平・没後20年の年(2017年)に、遺された手帳・大学ノートを愛娘が読み解き、知られざる父の姿を綴った本書は、単行本刊行時、大きな話題となった。 展子誕生後まもなく、妻・悦子が病死。新たな人生を歩もうとした矢先の、藤沢の悲痛な感懐が胸をうつ。その当時から小説の情熱やみがたく、執筆、投稿生活を送っていたのだが、「作家・藤沢周平」は夫婦の夢でもあったのだ。 妻を亡くした絶望のなかから、藤沢周平はいかに創作へ向かおうとしたのか。 幼い娘を育てながら会社員生活を送り、再婚、オール讀物新人賞受賞、いよいよ小説家への一筋の光が見えてくる。直木賞受賞までの煩悶、自身の作品・生活に対する厳しい自己批評……。 娘だけでなく、これまで誰も知らなかった「作家・藤沢周平」の姿がある。 文庫化にあたり、貴重な写真を追加。 解説・後藤正治「藤沢周平の源流」
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close

ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X

LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー