沈黙のパレード
文春文庫
東野 圭吾
2021年9月1日
文藝春秋
891円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
【映画化決定! 2022年9月16日公開】 沈黙は、連鎖するーーそれは罪か、愛か 出演: 福山雅治 柴咲コウ・北村一輝 飯尾和樹 戸田菜穂 田口浩正 酒向芳 岡山天音 川床明日香 出口夏希 村上淳 吉田羊 檀れい 椎名桔平 主題歌 KOH+「ヒトツボシ」(アミューズ/ユニバーサルJ) 監督 西谷弘 脚本 福田靖 【待望の文庫化! シリーズ累計1,500万部突破!】 2018年「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門第1位 静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺されたーー 容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む! ガリレオvs.善良な市民たち “容疑者X”はひとりじゃない。
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starstarstarstar 4.6 2024年02月27日
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個人的にガリレオシリーズの最高傑作は容疑者Xの献身だと思うが、沈黙のパレードも勝るとも劣らない素晴らしい作品だった
序盤を読み進めるとこの作品は黙秘権をテーマとしたミステリーなのか、タイトルの由来もそこからなのかなと
しかし作品の中には様々な[沈黙]が散りばめられていて、深く素晴らしいタイトルだと思った
アガサクリスティーのオリエント急行殺人事件を彷彿とさせるような殺害トリック
それを更に覆す真相
最後まで読者を楽しませてくれる作品だった
事件解決後のエピローグで湯川の
親友の悔しい思いを晴らしてやりたかった
締めのセリフに珍しく湯川の人間的な部分を垣間見た
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ガリレオシリーズ9冊目
starstarstarstar 4.8 2021年12月11日
star
ガリレオVS善良な市民たち、複数形なのがミソ!複雑な事件で現代、3年前、23年前が絡み合う。まさかのキーパーソンや、最後の2転3転のどんでん返しに鳥肌モノ。今回は捜査側より、なみきや側に感情移入した。最後の元彼に言った祐太郎のセリフは凄いと思った。私なら「お前が無責任な事したせいで!」って思っちゃう。善人はどこまでも善人だし、悪人はどこまでも悪人だった。23年前に裁かれなかった事が何より罪深い。今回嬉しかったのは、既読本で1番大好きな『Xの献身』に触れていた事!ガリレオ先生もあのラストは後悔していたのね。
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