いけない
文春文庫
道尾 秀介
2022年8月3日
文藝春秋
715円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1、まずは各章の物語をお楽しみください。2、各章の最終ページには、ある写真が挿入されています。3、写真を見ることで、それぞれの“隠された真相”を発見していただければ幸いです。-ラスト1ページ、あなたの読んでいた物語はがらりと姿を変える。“騙されてはいけない、けれど、絶対に騙される”2度読み必至の驚愕ミステリ。
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starstar 2.4 2023年12月08日
star
弓投げの崖 交通事故に会った運転手が証拠隠滅のために殺される。身勝手な加害者に復讐するのが大筋。良くもこれだけ目を背けたくなるような話をとも思うがありがちとも言える。ただ、写真1の意味が全く分からない。崖の方に落ちたということ?これはまだわからなくてよいのかそれともこちらの頭が悪すぎるのか、モヤモヤしながら次の話へ。この時点では死んだのは邦夫かと思っていた。
完全な短編集ではなく登場人物や舞台は少しずつ被りながら話は進む。中国人移民の小学生が殺人事件を目撃し犯人に殺されそうになる。ここでも写真の意味は分かりにくいが車に乗り込んだ山内君が助けてくれたということ?
話は最初に戻るわけでもないが最初に出てきた宗教団体の幹部が殺される。警察関係者が宗教団体の一員かとの疑いは何かのフラグか?真面目そうな水本を殺人の被害者にするのはセンスを疑う。さらに写真の意味も全く分からない。矢印が人になった?いずれにしても黒幕は竹梨?最初の刑事も殺された?
終章で中国人小学生の保育園時代にいじめから救ってくれた先生が邦夫であることが明らかとなる。短編集かと思いきや完全な短編集ではなく登場人物や舞台は少しずつ被りながら話は進む。そうはいっても関連性は低くどうもちょっと楽しめない。結局最後の手紙は由美子が白紙のままにしたということ?
全体として新しい取り組みではあるが読解力にすぐれない読者にとっては中途半端な短編が並んだだけ。あまり楽しめなかった。
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マイクさかもと
結構好き
最後の写真1枚で色んな想像ができる。面白かった。
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