白い闇の獣

文春文庫

伊岡 瞬

2022年12月6日

文藝春秋

913円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

小6の少女・朋美が誘拐され、殺された。捕まったのは少年3人。だが少年法に守られ、「獣」は再び野に放たれた。4年後、犯人の1人が転落死する。失踪した朋美の父・俊彦が復讐に動いたのか? 朋美の元担任・香織はある秘密を抱えながら転落現場に向かうのだがーー。“慈悲なき世界”に生きることの意味を問う、著者集大成! 【文庫オリジナル】 「やつは獣だ」 家族×愛情×憎悪×暴力×裏切り×誠実×応報×赦し 『代償』『悪寒』の著者渾身の衝撃作 伊岡ワールドの真髄! すべては少女誘拐惨殺事件から始まった。 娘の父 元担任教師 フリーライターが、 慈悲も正義もないこの世界で、 圧倒的暴力に立ち向かう! 第一章 雨音 第二章 前兆 第三章 過去と現在 第四章 暴走 第五章 推理 第六章 真実 第七章 誤算 あとがき

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2025年03月03日

こういう話を読むと、被害者はもうやり直しがきかないのに、加害者には機会が与えられるというのは理不尽に思えてしまう。

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バッハ

🐶この世に慈悲はないのか⁉

starstarstarstar 4.0 2022年12月28日

📝真っ黒な闇の世界で物語は展開する。 胸を抉られるような慟哭がある。しかし読まずにはいられない…伊岡ワールド⚠ 著者によるあとがきが添えられている。

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