播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記
文春文庫
上田 早夕里
2023年12月6日
文藝春秋
825円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
美しく、時に切ない新たな“陰陽師”ものの誕生! 医術の才に恵まれた兄の律秀と物の怪の姿が見える弟の呂秀は、庶民の病を診て薬を方じ、祈祷で禍を退けながら暮らしている。村に流れる物騒な噂を聞き調べる中で、呂秀は「新しい主」を求める一匹の鬼と出会いーー。室町時代の自然豊かな播磨国を舞台に、陰陽師の兄弟が様々な怪異に迫る。珠玉の連作短編集。(解説・細谷正充)
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