
文学教材の読解主義を超える
オピニオン叢書
鶴田清司
1999年6月30日
明治図書出版
1,826円(税込)
人文・思想・社会
国際化・情報化社会の進展にともなって、国語科に何が期待されているかということを考えるとき、従来のように文学教材偏重の教育では無理があり、しかも、現代社会においては、娯楽が多様化して、文学という言語文化が相対的に衰退している。文学教材の読解領域の指導内容と指導時数の削減は時代の趨勢である。本書では、その中で、これまでの詳細な読解指導を超える授業、豊かな読みの力を育成する授業を生み出す必要を論じている。
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