人物学習でつくる歴史授業

近現代史のキーパーソンをこう取上げる

新しい社会科授業への挑戦

安達弘

2001年2月28日

明治図書出版

2,156円(税込)

人文・思想・社会

人物学習は「人物を」教えるのではなく、「人物で」日本の歴史を学習することが目的になるべきである。このような既存の人物学習の問題点を克服し、よりおもしろく知的に自国の歴史を学ぶための人物学習の開発が必要である。こうした問題意識から本書で提案したのが、キーパーソン型人物学習である。これは日本の歴史の「大きな物語」を考え、その物語の「キーパーソン」を選び、そのキーパーソンの思考・行動を「追体験」させるという人物学習である。また、本書では同時に歴史教育における近現代史教育の重要性も提案している。

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