「乾山」真贋の殺人

長篇推理

Tokuma novels

中津文彦

1992年6月1日

徳間書店

779円(税込)

小説・エッセイ / 新書

酒巻弘、独身。美術関係の業界紙記者をしているが、ワンマン編集長との間で、トラブルが絶えない。進行性筋ジストロフィーに患っている妹の正子の面倒を見ているので、仕方なく勤めている。酒巻が取材したばかりの画廊経営者が殺された。思い当るところがあり、犯人探しを始めると「佐野乾山」という焼物にぶつかる。乾山とは江戸中期の尾形乾山のことで、晩年下総の佐野で作陶したという焼物を「佐野乾山」と呼んでいる。30年前、その真贋論争が国会でもとりあげられた代物である。歴史の闇に紛れ込んだ酒巻は…。

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