とびだせ新選組

長篇ス-パ-時代小説

Tokuma novels

桑原譲太郎

1993年8月31日

徳間書店

832円(税込)

小説・エッセイ / 新書

四月だというのに、その日の庶民劇場は異様な暑さだった。「何かが起きる…」高岡俊平は奇妙な興奮を覚えながら出番を待っていた。舞台はいよいよ『新選組挽歌』の最大の見せ場・池田屋討ち入りの場面。照明が消える。瞬間、霧の渦がグルグル回り始め、霧のなかから忽然と姿を現したのは、本物の近藤勇だった。刹那、舞台監督太田の『首』が宙を飛び、鮮血が走った。一方、突風とともにみどり銀行に現われた土方歳三は、包囲した機動隊員を一気に四人斬り。幕末から現代にタイムスリップして巻き起こす新選組仰天録。

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