元禄小源太(上)
徳間文庫
南条範夫
1986年8月31日
徳間書店
598円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
時は元禄。泰平を謳歌する江戸の片隅で2人の浪人が出会った。2人は好色公方、5代綱吉の犠牲者だった。許嫁を綱吉に奪われ、禄をなげうった汀十次郎。もう1人は綱吉の風流小姓に望まれて拒否し、取り潰しにあった小藩の息、冠小源太。2人は綱吉の暗殺を計画する。しかし、好機はなかなか訪れず、焦躁の日々を重ねる…。時流に背き、公儀に楯つく素浪人の痛快な反逆ぶりを描く長篇時代小説。
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