東海村原発殺人事件
徳間文庫
生田直親
1989年3月1日
徳間書店
683円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
北海道泊村で、原発を巡り漁協組合の臨時大会が開かれた。反対派の火田北甫が証人に一人の男を紹介。ところが男は窓の外に人影を認めると会場を逃げ出した。二時間後、後を追った火田が刺殺体で発見される、火田の娘で茨城県東海村の放射線研究官・斉木花野が遺体を確認して家に戻ると、何者かに部屋を荒らされていた。花野は犯人を追うがー。原発の危険性と実態を綿密な取材と筆致で抉る会心の推理巨篇。
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