東京湾岸大津波

徳間文庫

生田直親

1992年1月1日

徳間書店

469円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

長野県松代観測所が、南米チリ沖の微動地震をキャッチした。津波研究の第一人者である気象庁地震課の紺野久光は、過去の大惨事、三陸津波を彷彿して戦慄を覚えた。紺野は、美しく聡明なTVキャスター瀬田美里の助力を得て、深夜番組で警告のテロップを流したが、その頃、ハワイ、グァム、東京ディズニーランド、芝浦、横浜などで何も知らずに過ごす人々の許に、危機は着々と迫っていた。書下しパニック小説。

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