鳴門太平記(中)
徳間文庫
富田常雄
1986年11月30日
徳間書店
598円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
五歳で超人的武技を修得した朱長八郎は、蜂須賀家嫡子・賀茂之助の“影”となって十余年。かねて我が子を世継ぎにと画策する家老・長谷川伊豆は賀茂之助謀殺を計って次々に長八郎へ刺客を放った。徳島城下を出奔、無頼の剣魔となった父・重兵衛は、平家財宝を求め、女忍者と共に印の島秘図を入手、だが秘図は半分に裂かれていた。そしてここにも長谷川伊豆一味の手が伸びた…。名作時代長篇。
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