大物(第2部)

徳間文庫

清水一行

1989年7月1日

徳間書店

662円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

忠はヤミ屋で十万円のタネ銭をつクると、二十五歳で勇躍兜町へ飛び込んだ。緒戦を鐘紡で勝ち上がると食品、石油と乗り継いで一年たらずで一千万円を稼ぐ大当たり。一方独眼流の筆名で株式新聞に書く予想も大当たり。兜町の寵児となった忠にやがて正念場がやってくる。昭和27年、相場はドン底を低迷、兜町は弱気に沈んでいたが、忠だけは逸早く強気に転じ、大博打に出るのだった。成上り物語完結篇。

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