
五十年目の序章
東京・佐賀殺人ライン
Tokuma novels
深谷忠記
1997年9月30日
徳間書店
963円(税込)
小説・エッセイ / 新書
1980年(昭和55年)3月10日、胸を刺されて隅田川に投げ込まれたと思われる男の死体が両国橋付近で発見された。警視庁捜査一課の堀らの捜査の結果、被害者は堀の友人である高木秀樹の父親・正之と判明した。事件の二週間前、孤独な毎日を送る高木の部屋の前で、“昔の友人”が立っていたとの目撃証言があり、高木の過去が徹底的に調べられた。その結果、三枝俊明が浮かび上がったが、三枝は、事件の前年に佐賀市内で殺害されていたのだ…。
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