私は金正日の「踊り子」だった(上)

申英姫 / 金燦

1997年4月30日

徳間書店

1,650円(税込)

小説・エッセイ

北朝鮮の貧しい家の長女として生まれた著者・申英姫は、美貌と才能によって舞踊の世界に入り、トップスターへの道を歩んでいく。ある夜、最高権力者・金正日の主催する秘密パーティーでの公演を命じられる。淫らな踊りと幹部たちのレイプまがいの暴力。金正成ロイヤル・ファミリーの愛人となり、やがて闇に葬られる仲間の踊り子たち。屈辱に耐えながらも党への忠誠を曲げない彼女だったが-。本書は韓国で、ベストセラーとなった亡命舞姫の衝撃の半生記である。

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