炎熱の赭土(ラテライト)

三枝洋

2006年2月28日

徳間書店

2,090円(税込)

小説・エッセイ

雑誌記者・追川弥とカメラマン・花井秀夫は、ある男を追ってバンコックに滞在していた。男の名前は宮地健世。一九九二年、自衛隊がUNTACへの支援活動のためカンボジアに派遣されたときに、現地の諜報員として活躍したが、実はポル・ポト派と通じているという噂があった人物だ。任務を終え帰国した宮地は、半年後、自衛隊幹部爆殺事件の容疑者として追われる身となった。その宮地が数日前、バンコックのムエタイ競技場ルンピニスタジアムに姿を現したのだ。宮地はインドシナのこの地でいったい何をしようとしているのか?!容赦なく照りつける太陽と赭土の乾いた大地を舞台に、民族の凄絶な闘いを描く長篇冒険小説。

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