もう一歩先の世界へ
脱資本主義の革命が始まった
苫米地英人 / フィデル・カストロ・ディアスバラールト
2011年7月31日
徳間書店
1,540円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会
世界を見渡すと、独裁政治への民主革命、天然資源の争奪戦、対テロリズム戦争、金融戦争、そして、グローバリズム。日本においては、3.11東日本大震災からの復興、混迷を深める政治、広がる一方の経済格差、置き去りにされた教育問題…。激変する世界情勢の中で、私たちはいかに生きるべきか。2人の“博士”による知の対話。そして世界の新しい「ゴール」が示される。
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(無題)
資本主義対共産主義と言う東西冷戦を経て時代は金融資本主義と言う一部の人間が儲かるための思想がグローバル化の波に乗りあたかもそれがカッコ良く、仕事ができる人のスキームとしてここ数年持て囃されて来ていたが、やはり一部の人間達が自分たちの利益だけを優先した経済活動を続ければどこかに歪みや軋轢が生まれるのは自明の理。 本書はそんな思想を分断し、地球や環境資源に囲まれて暮らしている人類がいかに天然資源や地球環境を守りながら過ごして行くかにスポットを当てており、「環境保護優先主義」とも言える思想を苫米地氏とカストロ氏が自身の解析データを元に議論を揮っている。 苫米地氏は経済的観点から今日まで続く金融資本主義の勃興や影響をわかりやすく詳細に説明しており、カストロ氏は緻密に記録された天然資源エネルギーや環境保護に基づくデータを詳細に説明しており、非常にわかりやすく理解する事が出来る。特筆すべきは、父親フィデルカストロから受け継いだ平等で自己利益を顧みない考えに基づいた環境保護思想には脱帽であり、やはりキューバや日本の国民性、風土はこれからの世界を牽引する生活習慣を送っている事を誇りに思い、主張するべきだと思った
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