ノヴェリストの季節

沢村鐵

2016年3月23日

徳間書店

1,870円(税込)

小説・エッセイ

編集者・黒島郁生は、かねてから愛読していた若き女流小説家・結城日向子の新しい担当者となった。打ち合わせ、取材旅行、執筆、原稿直し。二人はまさに二人三脚で、日向子が挑む初めてのジャンルであるミステリー『サクラメント』を作り上げてゆく。俺ならこの人の力になれる。原稿をあるべき姿、「正解」に近づけてゆく作業の中で、黒島はかつてない特別な感覚を覚える。この作品には、小説が持つ、もっとも大切な何かがある。すべては小説のためにー。黒島は編集者として、できる全てをやり尽くす。ついに刊行の日を迎え、黒島は日向子に、編集者としての枠を越えた思いを抱いていることに気づく。そしてもう一つ、別の思いも抑えられなくなっていた…。警察ミステリーで人気の著者が、小説の持つ豊穣な魅力を描き尽くす!書下し。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

1

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください