赤穂浪士(上)
徳間文庫
大佛次郎
1993年12月15日
徳間書店
768円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
元禄十四年、勅使下向に際し、接待役の赤穂藩主・浅野内匠頭は、高家・吉良上野介の無礼に怒り、殿中で刃傷に及んだ。内匠頭は即日切腹、上野介は咎めなしという幕閣の処置に、赤穂藩内は、討死にを主張する強硬派と、明渡しの恭順派に二分された。一方、上野介の実子を当主に載く上杉家は、累が自家に及ぶのを恐れ、国家老・大石内蔵助に向けて密偵を放った。巨匠の記念碑的大作。
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