「紅藍の女(ひと)」殺人事件
徳間文庫
内田康夫
1994年6月30日
徳間書店
555円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
将来を大いに嘱望される新進ピアニスト三郷夕鶴は、父伴太郎の誕生会の日、見知らぬ男から父への伝言を手渡された。紙片には「はないちもんめ」とだけ書かれていたが、それを見た伴太郎の表情はかげった…。伴太郎の古い友人で古美術商の甲戸天洞の娘麻矢は夕鶴の親友。「はないちもんめ」の意味を探るため、夕鶴はルポライターの浅見光彦に会うが、同席するはずだった麻矢から、天洞の死の報せが…。
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