
虚構市立不条理中学校
徳間文庫
清水義範
1994年10月15日
徳間書店
705円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
蓬原一啓はエンターテイメント作家。二カ月前に東京から地方都市へと越してきた。ある日、妻の端子が中学生の息子・実憲の「大連絡会」と呼ばれる三者面談に出かけた。ところがそのまま二人は帰ってこなかったのだ。不安に駆られた蓬原は、実憲いうところの「ダッセえ学校」へ向かった。が、そこで出会った教師たちの蓬原への態度は、明らかに敵意に満ちたものだった。
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とめ
親子を監禁する中学校から脱出するSF的話。
妻子を助ける男が所々で教育の理想をかたる。これが作者の言いたいことかも。
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