敵意の環
徳間文庫
清水一行
1995年2月15日
徳間書店
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
大手商社・共和商事のエリート係長・多木省吾が調査事務所を訪れた。自分に敵意を持っている人物を捜してほしいという奇妙な依頼だった。が、その矢先、多木の妻・欧子が踏切で何者かに押されて転倒、流産したのだ。しかも仕事先から病院へ駆けつけようとした多木も危うく車にひき殺されそうになる。一方、社内でも多木の推し進めている事業に、強硬な反対者が現れた。会心の長篇企業サスペンス。
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