女社長代行

若名千鶴、三十二歳。帝都興業の創業者を父に持つ「箱入り」夫人だったが、つい六カ月前、二代目社長である夫を事故で亡くした。急遽、専務に就任したものの、社内の目は厳しく、窮地に立つことしきり。しかし、千鶴は一念発起する。六歳の息子が社長になるまで、頑張り抜くのだ。自分の肉体を武器に、親衛隊を結成し、ビジネスに社内工作に邁進する。会社の実権を握る日は来るのか…。官能サクセス・ストーリー。