
月影村の惨劇
徳間文庫
吉村達也
1996年2月29日
徳間書店
555円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
新橋の路地裏で男性の刺殺体が発見された。所持していた免許証の本籍地には「月影」の文字。第四の惨劇の幕開けだった。恐山で発見された変死体。雪の中からV字に突き出た足、小さな塔にも見える十本の指、そして引き上げた死体の頭には深々とマサカリが食い込んでいた。一方、突然姿を消した父の友人・尾車教授から手紙を受け取り、月影村を訪れた朝比奈耕作はイタコの口から「花鳥風月」の四文字を聞く…。
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