魔性

福田和子整形逃亡5459日

徳間文庫

大下英治

2001年2月15日

徳間書店

586円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫

昭和57年8月25日、愛媛県松山市内の高級クラブホステスを殺害した福田和子は、捜査の手が及ぶ前に消息を絶った。それから、平成9年7月29日まで、5459日間にも及ぶ逃亡生活が始まった。この間の福田の行動をつぶさに追跡した記録が、本書だ。34歳から、盛りを越えた49歳まで、魔に取り憑かれた女の軌跡には、人間の業という陰影が色濃く落ちている。

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