
決闘十兵衛
柳生連也斎
徳間文庫
鳥羽亮
2005年3月31日
徳間書店
628円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
尾張藩主徳川義直により、嫡男の指南役として江戸行きを命じられた麒麟児柳生七郎兵衛(連也斎)。が、道中彼を待ち受けていたのは、天下の剣を標榜する江戸柳生の十兵衛だった。何故狙われるのか?透けてくる謀略に思いも寄らぬ姿が見え隠れし…。
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(無題)
私の子どもの頃のチャンバラごっこのヒーローは、丹下左膳であり、柳生十兵衛であった。身体的ハンデを物ともせずに、敵を打ち負かす姿は子供心にも憧れの的であった。本書は柳生十兵衛と後に「連也斎」と称する柳生七郎兵衛との闘いの物語である。 七郎兵衛は幼少より剣術の才能に恵まれ「尾張の麒麟児」の異名を持つ。この七郎兵衛の存在を政治的に利用することを企むのが藩主徳川義直である。 徳川御三家筆頭、尾張徳川と将軍家の不仲は、どうも歴史的事実であったらしい。尾張徳川としては、将軍家に万一のことがあれば、尾張が事に当たるとのプライドがある一方で、大目付として大名の監督の任に当たる柳生宗矩としては、たとえ徳川御三家筆頭といえどもその勢力は削いで置きたいところだ。 この確執は、主として江戸柳生側から仕掛ける諜報戦となって表れるが、本書では義直がこれに一矢報いんと闘いを仕掛ける。つまり尾張の麒麟児七郎兵衛が闘いに打ち勝ち天下一の実績を残せば、将軍家の武芸御指南役、柳生宗矩の面目を傷つけるばかりか、あわよくば将軍家御指南役から引きずり降ろす、という深謀遠慮があったのだ。 だから、七郎兵衛は次から次へと武芸者と闘い続ける事となり、いやが上にも剣豪小説として盛り上がる事になる。さらに七郎兵衛は17歳の設定であれば、恋心のひとつも芽生えようと言うものである。連也齋は実際には生涯独身であったようだが、本書ではおゆうが花を添えている。
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